Braveを使ってみて感じたメリット・デメリット

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何かと話題のWEB3.0についてはインターネットや本で勉強してきましたが、イマイチ何がいいのかよく分からない。
NFTについてはちょっと前にブームになった時に、Opneseaで友人の同人作家にお願いして絵を描いてもらい出品したことがあるし、仮想通貨も6年ほど前に買ったものを未だに保有している。しかし、これらは現状では一過性のブームになっており実際にその有用性を示せているかというと、私は懐疑的に感じている。
そこで今回は、実際にユーザーにとってメリットの感じられるWEB3.0のサービスを使用してみようと思い、WEBブラウザのBraveを使用してみた。

Braveとは

Braveの詳細は多くの記事で紹介されているので、別で検索してもらえればと思うがここでは簡単に紹介する。
Braveはユーザーの行動を追跡せず、広告をブロックしてくれて、使っていると仮想通貨がもらえるよってのが基本的な特徴らしい。
私も詳しくここに書けるほど理解していないので、「へぇ〜」ってくらいに気楽にイメージできればいいと思う。
ここでは、実際に私がBraveを使ってみて感じたことをメインに書いていく。

Braveのメリット

メリット1 : Youtubeの広告がカットされる

Braveの最大のメリットがこれ!
最近はYoutubeの広告が多く、時間も長く感じてかなりストレスを感じていた。友人と会話の流れでちょっとした動画を見ようとした時に、広告が2本とか流れると本当に流れが悪くなる。そんな動画再生時のYoutubeの広告までブロックしてくれるとは、マジで最高。
Youtubeの有料プランに入れば広告とか何も気にしなくていいのでしょうけど、現代の生活はサブスクがかなり増えて固定出費が増えがち。そんな中で少しでも削減できるものは削減した方がいいので、ブラウザでYoutubeを見るならBraveがいいと思う。

メリット2 : 公告の表示が減った

これはメリット1と似ているが一般的なWEBサイトでも広告をブロックしてくれるのは、ちょっとしたストレス軽減になる。楽天で炊飯器買ったら当分の間、どこのサイトに行っても炊飯器の広告が出てきたことがある。炊飯器は何台も持たないし、そんなにすぐに買い替えるものでもないので、意外とストレスを感じた。
余談だが、買い物を後悔しないためには買い物の後にその買い物関連について調べないことがいいらしい。自分の意思で何かの購入を決意した後に、追加で情報が入ってくると自分の判断が正しかったのかと考えてしまい、それに強くストレスを感じてしまうらしいのだ。購入後は追加で情報が入ってこない方が、その時の自分の決意を自分自身が支持し続けられるのに、追加情報を広告で出してくるなど何の嫌がらせなのか・・・・。
閑話休題
WEBサイトに表示される広告は普段はあまり気にならないが、消えてみると意外とスッキリする。

メリット3 : 若干、仮想通貨がもらえる

Braveのメリットで紹介されるものとしてSNSで”使ってるだけで稼げる”というものがある。
仕組みとしては、Braveのブラウザで新しいタブを開いた時に広告が表示されると、一定の仮想通貨(BAT)が貰える。広告収益をBraveが独り占めしないで、ユーザーにも暗号通貨として還元してくれるという仕組みらしい。どのくらいユーザーがもらえるのかというと、1回の広告表示で0.01BATか0.025BATもらえるようだ。表示される頻度は510回に1回といったとこで、現在の1BATの価格が¥50程なので1回の広告表示で¥0.51.25くらいもらえていることになる。プログラミング関係の調べ物で普通の人より検索回数が多いと思う私でも1週間で0.5BATくらいしか貯まらないので、1ヶ月使用しても100円程度にしかならない。
貰えないよりはいいかもしれないが、”使っているだけで稼げる”は言い過ぎな気もする。2022年11月時点では、広告の表示回数と種類の少なく、広告単価もそこまで高くないのかもしれない。広告の表示回数が増えたり、1回の表示あたりの単価が上がればもう少し仮想通貨がもらえるメリットも感じられると思う。
ちなみに、この広告機能はOFFにもできる。もちろんOFFにすると暗号通貨はもらえない。個人的には新しいタブを開く時はすぐに何かしらの検索をするので、広告が表示されてもあまり気にならないので、広告表示をONにしている。
新しいタブを開きまくれば広告が一定確率で表示されて暗号通貨がもらえるように思えるが、連続で新しいタブを開き続けても広告が表示されなくなる。一定時間内で表示される広告の上限が決まっているのか、新しいタブを連続で表示させていることを認識されているのかは分からない。Pythonの自動化ツールでも作って、広告を開きまくって暗号通貨を貯めてやろうかと思ったが無理だったようだ。

Braveのデメリット

拡張機能がChromeに劣っている気がする

正直あまりBraveに不満は感じていないが、拡張機能はChromeよりも数が少ないし、翻訳機能などうまく働かないことも多い。Pythonのエラーなんかを検索していると、海外の記事に行き着いたりするがそんな時は英語が苦手な私は基本的にブラウザの翻訳機能に頼るわけだが、これがうまく動かないことがそんな時はストレスを感じる。

最後に

ここまで書いてきたように、Braveは一般の人にとてもメリットの多いサービスだと思う。Youtubeへの課金を渋るような人には特に!
WEB3.0に興味がある人は1つやってみるのもいいかもしれない。ユーザーが金銭や労力を払うこともないので、手始めにやってみるには面白いと思う。またBraveには投げ銭機能があり、Braveのクリエイターに登録しているユーザーのサイトには、自分の持っている(Braveでもらえる)暗号通貨のBATをユーザーに送ることができる。私はYoutubeなどでも投げ銭をしたことがないが、ユーザー登録して投げ銭を期待してみるのも一興かと思っている。
ユーザーの多くが日本以外だと思うので、海外向けのサイトにしないと投げ銭はあまり期待できなさそうだ。またしても英語の壁にぶつかった・・・。